顧客と一対一で向き合うことを強く意識し、敢えて敷居を高くしていない会計事務所です。

塩野七生“ローマ人の物語”がお気に入り
「最近、日本では貧富の差、格差が激しい。同じように、会計事務所も二極化しているように感じます。ヒエラルキー化というか・・・」都庁からほど近い、西新宿のマンションの1室。父親の書斎にあった『孫子』の影響を受け、『史記』や『戦国策』、ヨーロッパ史などの歴史が好き、という星野太志氏の語り口調は、冷静かつ客観的だ。大規模化を図る事務所も多く、会計界の分岐点を感じる今。これまでと変わらずに、顧客一人ひとりと向き合って仕事をしていきたい、という考えを持つには理由がある。「ただ判子を押すだけの仕事はしたくない」。自身が大組織に属していた経験から、顧客の実情をよく把握せずにやっつけ仕事をする体質に、嫌気が差したのだという。ビジネスライクな手法を否定はしないが、顧客のことは、きちんと自分で知り尽くしていたい―その、純粋でナチュラルな想いがあるからこそ、事務所内には自由でフランクな空気が満ちあふれているのだ。

都庁近くの事務所だが、敷居は高すぎない
今や、会社の情報システム化は当たり前。ITに対応していない会社は、取り残されてしまうといっていい。星野氏は、得意のパソコン・スキルを活かし、会社経営に不可欠なこの機能を、安く構築できる方法を顧問先にアドバイスしている。さらに、赤字で倒産しかけていた会社の再建に携わり、黒字に転じた優良会社にさせた実績もある。定型的なサポートは特に行っていないが、逆に、顧客の必要に応じた臨機応変の対応をしている。これは、大規模事務所には出来ない試みだ。例えば、プライバシーマークやISO認証取得も検討中だ。また、顧客にとって重要な関心事の一つ、『価格に見合うアドバイスが受けられるか』という不安に対しては、初回のみ、1時間無料で税務・経営相談に応じるサービスを実施。所員数6名のうち、5名が有資格者。その平均年齢は30歳前後と若く、それぞれが独立できるくらいに育てていくのが、星野氏の今後10年のビジョンだ。
代表
星野太志
中野区生まれ、4人姉妹の兄。幼いころ、父親の書斎にあった『孫子』をきっかけに中国史を好きになる。趣味の旅行では、実際に紫禁城や万里の長城に足を運ぶ。一番最近は韓国・ソウルへ。テレビ番組でも、NHKスペシャルや、映像の20世紀など歴史番組をよく見るとのこと。
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